子育て実験中

忙しくて大学休学中の長男、勉強好きすぎて高専2年2回目を中退してゲーム三昧の次男、参考にならない兄2人を見てモヤモヤの高1女子、3人の個性を活かした分野を模索、どの育て方が未来を切り開くか?実験中!

教育論⑤ 夜のドライブ編

次郎の塾のお迎えに一緒についていくと時々言う太郎と花子。片道15分の短いドライブだが、家ではなく かーちゃんと何気ない話や 真剣な話がしたい時には「行く」と言って乗ってくる。夜のドライブは素直になれる。余計な景色が入ってこない。渋滞もなく快適な流れで会話も弾む。受験生でゲーム好きの次郎と2人での送迎ドライブの時も、どのくらい勉強や将来に気持ちが向いているのかを確認する。だから最寄りの駅へのお迎えじゃなく、塾まで行くのは苦痛じゃない。

時々お迎えが眠くて辛い時には かーちゃんの車の運転を心配して「行ってあげるよ」と言って助手席に座ってくれる。自然な優しさで行動できる花子との何気ない会話も楽しい。今は韓国の男性グループに夢中、期間限定のアイドルグループだとか言って嬉しそうに教えてくれる。

太郎との話しは将来の事…ほぼほぼ自分の未来の切り開き方がわかってきた太郎からは深刻な相談はないが、今後やって行きたい事について確認をしつつ質問をしてあげる。やりたい事が多いのはとーちゃん譲りだなぁと思ってしまう。方向性も定まらず将来の道を模索してきた5ヵ月前からは成長が感じられる。悩んでやって修正して...そんな繰り返しでいいと思うよ。

さて次郎、だいたいの場合は好きな曲の話になる。「これ聞いて」「これいいと思わない?」と言って一方的にかーちゃんが聞いていたカーラジオをジャックし、自分のスマホを車に接続し曲をかけてくる。塾で疲れている帰りは窓を開けて大音量で聞いていいよと優しいかーちゃん。海岸線の信号がない道を快適に飛ばしながら生温い潮風を感じながら訳のわからないボカロの音を聞いているうちに、ちょっとずつ良さを感じてしまった かーちゃんはまだまだ若いだろ!?