子育て実験中

忙しくて大学休学中の長男、勉強好きすぎて高専2年2回目を中退してゲーム三昧の次男、参考にならない兄2人を見てモヤモヤの高1女子、3人の個性を活かした分野を模索、どの育て方が未来を切り開くか?実験中!

模擬国連

昨年は模擬裁判に出場した次郎、県大会で優勝し関東大会に進み 本当の裁判所を会場に裁判らしいものを経験した。で、今年は模擬国連。国内の模擬国連は大きく分けると3つの大会があるそうだが、太郎が出場した大会は開催3年目で今年650人が参加したものだったようだ。

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参加者を会場で5つのグループに分け 予め決められている国の代表として参加し会場で立ったまま話をする。他国と進めたい条約を提案し、その案に興味のある国が参加し、グループに加わり議論し、方向性を決めていくらしい。その中でリーダー国になったり発言などから、参加者で投票し優秀者を決めるらしい。太郎から概要を聞いただけでは そんな初対面で話が進み、自然発生的にグループができ、議論できるのか?しかも立った状態で?と疑問が浮かんだが、実際国際社会でアピールし、理解をしてもらい、調整していく技術は、そんなところで鍛えられるのだろうと思いもした。しかもこの主催は高校生の有志、参加費は1人¥3,000で太郎は同じ学校の違うクラスの同級生と2人で参加したようだ。前段階としては2人で 割り当てられた国について強み弱みや国の歴史、経済力など調べていたそうだ。学校によっては模擬国連クラブもあるそうで準備ができる人は担当国以外の各国の状態も調べていることだろう。机上の学びとは違い今流行りのアクティブラーニングで…そんな時代なんだなぁと関心する。兎にも角にも丸2日間のイベントは楽しかったようだ。

そこでの太郎の成果を聞いてみると、自画自賛、自分の話術が通用するかを確認できたようだ。“はじめから提案するのではなく、人の話を聞き 鋭い質問をし、周りの人を自分に惹きつけ、一目を置いてもらった状態で自分の考えを述べる”と効果的だそうだ。IBで学んでいる批判的思考が役に立ったとも言っていた。

知識ではとっくに親を抜いている。太郎はとーちゃんと話しをする時はとーちゃんの専門分野をピンポイントでしか聞かない。それ以外はリピートするだけで、太郎にとっては知識の発見がないのだ。かーちゃんははじめから教えようというスタンスで子どもには接しない。子どもが迷っても結論を導かない。絶対にかーちゃんが選ばない選択肢でも、子どもが考えて出した結論ならそれを見守る…次郎 早くゲームから卒業しろ!と心でずーっと思っているけど強制はしない。最終的にはかーちゃんの人生ではない!と割り切っているが、辛い時もあるぞ次郎!!