子育て実験中

忙しくて大学休学中の長男、勉強好きすぎて高専2年2回目を中退してゲーム三昧の次男、参考にならない兄2人を見てモヤモヤの高1女子、3人の個性を活かした分野を模索、どの育て方が未来を切り開くか?実験中!

ピットイン

「今はより走りを良くする為にピットインに入ってるんだって考えてるよ。チューニング期間だね。」と自分の事を肯定的に言語化した次郎の様子に今度こそは大丈夫だ!と確信した。納得しないと進めない次郎、今までのふわふわした感じに地に足つけず秋・春の乱を繰り返し結論も出ず過ごしてきた次郎が、どこか吹っ切れた様に清々しく感じた。年明けから3ヶ月学校にも行かずぐうだらしてるだけだと思っていたけど自分なりに落とし込んで考えていたのね。チューニング話に加えて「俺は学生で生徒じゃないんだよ。かーちゃん知ってる?"大学生の生徒化"って問題」知らなかったかーちゃんは慌ててググっていると、かーちゃんの画面を覗き込み「あ、そうそう、その辺読んでみ」と。

 

かーちゃんには今年大学に入学した子どもを持つママ友がいて、優秀なその子はいくつか受かった大学のどこに入るか決めきれていなかった。そのママ友は「A大学は学生の人数が少なくって先生がきめ細かく勉強も就職も面倒を見てくれるらしい。Bは通いやすいけどマンモス校だから…」と話していたが、"きめ細かく面倒を見てくれる"というスタンスは学生のお客様化を親も望んでいる表れであって、それは自律的に学問を学ぶ学生の姿を望むのであればその様な発想をするべきではないんだろうなぁと次郎の"学生宣言"から感じてしまった。

バイトも始めた次郎、ピットインもいいけどできれば1年でコースに戻っておくれ!と望むがーちゃんでした。