子育て実験中

忙しくて大学休学中の長男、勉強好きすぎて高専2年2回目を中退してゲーム三昧の次男、参考にならない兄2人を見てモヤモヤの高1女子、3人の個性を活かした分野を模索、どの育て方が未来を切り開くか?実験中!

早く気がつけ!

楽天三木谷社長が「僕も、今までface to face信者だったけど、コロナで業務がオンライン化されて3倍くらいの効率になっている」「僕のこれまでの経営に関する考え方は間違っていたんじゃないか」とサブスクのソーシャル経済メディアのNewsPicksのzoomで4/6に語っていたが間違いない。

4/13からようやく太郎のオンライン授業が始まった。と言っても先生も手探り…先生の能力が如実に出ている。使っているものはzoom、classi、メール…そして放置も!IBは議論が学びの中心にあるし、8人の少人数クラスの環境の太郎にとっては、馴染みやすいものだ。

それに日中は学生をやって、そのあとインターン先で仕事をする2役の太郎にとっては通学通勤の無駄な時間が削減され移動による疲れがないのはオンラインのメリットだろう。

中高一貫の私立の花子はというと…3月に課題のプリントが配送されていた後、そのまま放置状態だったが、4/14にようやく教科書、課題のプリントとスタディサプリの使用同意書が届いただけでまだ使っていない。GW明けかららしいがどうなるか?こちらも手探りだ。1カ月に1度の生存確認程度の担任からの電話とプリントの郵送があるのみで、電子媒体を使わない古風な学校なのでこのままでは来年の受験生は激減するだろう。夏休み、冬休みも学校がある予定なので旅行などの予定を入れないようにとHPで掲載されていたのだがこの時期に至ってもまだ学校へ通うスタイルを夢見ているのか?と驚きを通り越して呆れる。

さて国立高専の次郎はというと、入学手続きも兼ねて3月には教科書の購入しに一度学校に登校してたし、4/8の休校決定時には課題も郵送で届いていた。GW明けに延期されていた入学式も結局中止に、次郎もGW明けのからオンラインになるらしい。次郎の学校は1/3が寮生活なので通学生のみの学校よりは危険性がもっとある。1人感染したら一気に広がり学校がどうなるかわからない。時々メールで連絡があるが新入生はハンダコテを買っておくようにとの事だ。ハンダくらいならいくらでも準備できるが技術系は大きく高価な機械を扱うので今後課題が山積だなぁと思う。だた高専だけあって、遠隔授業の環境があるかという確認の質問は全て専用サイトへ回答する形式だったので、花子の学校と比較しても安心感はある…ただし今の時点で年間スケジュールは昨年の休みとほぼ変わらない…夏休みはしっかりあるところを見ると「国立だもんなぁ」と思ってしまう。

 

三者三様、実に面白い…

 

子どもが県の進学校に通っているママ友たちから学校の状況を聞いてみるとレベルがトップ校は2月の時点で2020年度の学校イベントは全て中止となり、すでに2月に通学自粛し途切れなくオンライン授業になったらしい。判断と行動力は学校のレベルつまり先生のレベル次第なのだと感じた。その中でも下克上も感じる。この時をチャンスに前向きに取り組んでいて新入生もオンライン授業している偏差値そこそこの学校もある。

ただかーちゃんは“従来型の勉強内容”をオンラインで対応している学校は”反応のよさと柔軟性“で評価するが、果たしてこの引きこもりの環境で従来型の教育内容はどこまで必要なのだろうか?と大きな疑問符しかない。大学生がこのコロナで経済的に退学に追い込まれている環境で、今の高校生以下は何の為に何を学びたいのか?単なる暇つぶしのような学問を、単なる学士が欲しいだけの学びの為にひたすら実のない時間の浪費を従来のようにしていないか?何か違うんじゃないか?今だからこそ、学生は世の中や世界が身近なのだから、答えのない生きた学びを純粋にして世の中に還元できる形に結びつけていく真の学びが必要なんじゃないかと思う。それは年齢に関係ない、誰にでも言える事だ。

ゲームをしてる次郎!ドラマを見てる花子!かーちゃんは隣の部屋からこんな真面目な事を考えているんじゃい、早く気がつけ!