「英単語1個も出てこなかった」昼ごはんに保護者待合室に来た次郎。え?昨日電車や高速バスの中で単語を必死に覚えようとしてたじゃない?と思い「過去問やらなかったの?どうだった?」と聞くと「そういえばなかったね。マークシートだし」はいはい、さすがです次郎君、貴方の天然は宇宙一です。次郎の頭を分析すると県内公立高校の受験で回答した単語が合ってるかハラハラしたから単語の勉強をしたって事ね。でもそれが国立のテストで必要かどうかは過去問を解いていても単語が問われるかどうかシナプスが繋がってなくって、実際テストを受けて気がついたのね。何度も言うがさすがです!でも簡単すぎて2回見直ししたけど20分以上時間が余ったそうな。テストは英語だけじゃないけどね。
数学、理科は“まあまあだ”と…この感想はかなり怪しい。数学は答えが出たら問題上の数字と一緒だったと…それって意味わからず解き方がループしちゃっているんじゃない?社会は難しくなってたらしいし、国語は昼食後だったから文章題を読んでも頭に入ってこなく、今問いたら違う回答だと思うだと。まあイイや、もう終わった事だ、かーちゃんは知らん。
次郎がさすが国立の受験と思った内容は自分の荷物を置く部屋と受験する教室が違うという事。持ち込んでイイものは鉛筆、消しゴム、時計のみ。それらを持ってテスト教室に移動しテストを受けて、終わったら一度退出して10分弱荷物教室に戻って、またテスト教室への繰り返し。時計も腕から外し、ハンカチも柄物は持ち込めなかったそうだ(次郎は花粉症でハンドタオルを持っていたがダメ)、ティッシュも袋から全部出してチェックされてから持ち込み可となったそうだ。テスト問題も封筒に入っていてテスト前に試験官がハサミで切るところから始まるらしい。で県内公立はというと、テスト前に問題用紙に不備がないか見る時間があるし、机の横下付近に荷を物置けたそうだ。国立の厳重さにテンション上がる次郎…君の試験という娯楽のためにかーちゃんは待合室でずっと1日待ってるんじゃい。この気持ちわかってくれる日が来るんかいな?
で、優しいかーちゃんは明日の公立面談を前に次郎行きつけのお店でテストの「お疲れ様ラーメン」でねぎらってあげましたとさ。