かーちゃんと子どもたちは必要最小限で会話をしている。それぞれの時間を有効に使うためだ。
会話がしやすい食事中も我が家はバラバラなので家族団欒で会話が弾むことはまずない。まれに家族が揃ってもコミュニケーションはグループ討議の様になり 子どもの中ではどうしても年齢を重ねている太郎が有利になり議論の結末がそちらに引っ張られるか、吞むとエンドレスな展開を繰り広げるとーちゃんの相手が面倒で食卓から徐々に人が消えていく始末になるだけだ。
それを避けるには個々と向かい合うしかない。でもかーちゃんの時間は有限だ。だから成長に合わせて、今の君に必要では?と思うものをピックアップしてYouTube、ニュースのサイトなど見てもらいたいものを一方的にLineのアドレスに送りつける。(既読スルーがほとんどだが)本も誰もが必ず通る階段踊り場の棚に本屋のオススメ本紹介のように表紙を見せるように置いている。かーちゃんと子どものお互いに同じ情報がある上で話しをすると理解がしやすいし、第三者の内容なので受け入れてもらいやすい。
個性的な3人分の未来を予測しながら、かーちゃんのさりげなく寄り添う姿勢には評価してもらいたいと思うこともあるが、それは我が家に反抗期がない事が結果であると理解することにしている。
とにかく無駄な会話は嫌いで、天気と時間を聞かれるとかーちゃんはやたらと怒る。君たちには制限されていないスマホを渡しているんだ、そのくらいは調べてくれ!