中小企業省の「Japan challenge gate2021」高校生部門で優勝し🥇経済産業大臣賞を受賞した太郎。高校生部門、地域創生部門合わせて200近い応募から各部門ファイナリストが8名ずつ選ばれ、太郎は今まで開発してきたアプリとビジネスプランを審査員の起業家、大学教授、投資家など5人にプレゼンした。実際にはコロナ禍でプレゼンは事前に収録したものを流し、当日は質疑応答がYouTubeで生配信され、太郎のインターン先の企業の経営人は生で見てくれていたそうだ。
評価ポイントは実現性とプレゼン力。
ビジネスプラン構想2年、高校生の時間を費やし、知り合った社長7名にプレゼンを重ねアドバイスをもらい、内容をブラッシュアップしてきた結果で、卒業間近で形に残る評価が得られたのは何よりだ。
質問する審査員の言葉で太郎を「落ち着きがある、もう社会人のよう」と言うのと同時に「企業のインターンもしてるんですね」と2人から言われていた。また太郎が発表した「学園祭アプリ」は学生の視点であり実際に太郎の作ったアプリを学校の学園祭で生徒が使っていて、そこから分析もしていたので、より実現性の高いビジネスプランだと評価されたのだろう。
この高校生部門は今回から創設されたので映えある第1回目の受賞という事になる。仕事で遅い とーちゃん抜きの4人でお祝いをしに焼き肉屋に行った。
受賞は通過点、賞金はないが高校生が参加できる国主催のコンテストでは今のところ1番大きい。受験と並行して挑んだコンテスト、この受賞タイトルでさらに人生を進めていって欲しい。