かーちゃんが用事で朝、子どもたちより早く家を出た平日の日のこと。太郎花子はいつも通り自分で起き、身支度を済ませて学校へ行く…当たり前の事なのにこれができない次郎。
出先、普段は朝から鳴らない携帯にでると...「まだ次郎君来てないんですけど」
ああ またか…1年半前も同じ状況で、先生がわざわざ家まで迎えに来てくれたのに恥ずかしくって結局学校に行けなかったことがあった。気になりながらも「寝坊して今向かっているところかも知れません。私は出先で確認ができないので2時間経っても登校していないようなら連絡をください。」と伝えたが、2時間後携帯が鳴った。
結局逃げ込んでいたのは祖父母宅。文化祭の後の休み明けで、体調がすぐれないのは言い訳、本当は大した事をしない時間割だったから行きたくなかったらしい。かーちゃんの一言「休むなら堂々と連絡して休め!行きたくないならそれらしく休め!コソコソするのが1番格好悪い👎」
で、次郎はぼーっと考え始める、「何で起きれないんだろう?学校嫌じゃないし、友だちも楽しい、早く寝ても起きれない、何故だろう?」と。今までかーちゃんは「考えろ!」「何故だ?」と理由を考えるように育ててきたが今日から変える「次郎、もう考えるな。まずはヤレ!」