「もう少しこのままで頑張ってみる。もっと助けてもらいたい時が来たらお願いする。」朝、 書いたばかりの金三十萬貸借の契約書を学校から帰って来たとたんに太郎は破り捨てた。
アプリ開発中の太郎が今使用しているパソコンにスペックの限界が来ているようだ。で パソコンを買いたいと言ってるが、かーちゃんはそこまで甘くない、やりたい事があるなら全面的にバックアップしてあげるという考えはないのだ。子ども時代の恵まれすぎは精神的成長の妨げになっていると かーちゃんは思っている。だから必要な枯渇、心の飢えを経験させるように心がけている。もう何年も太郎にはパソコンを買ってない。欲しいなら自分で買うか、かーちゃんにプレゼンをし説得するかしかない。で、今回プレゼンは通過したがお金は出さない。かーちゃんに借金をして自分で買うしかない状態だったのだ。自分で今まで購入したものを売って現金化し バイトをし 目的の物を得る。それを元手に アプリで稼ぐ。太郎は何度も試算して目標を定め行動している。失敗も含め無駄はない。
ところで「もっと助けてもらいたい時...」っていつ?かーちゃんの出来る範囲もきちんと試算しておいておくれ!!