そんな世界は大きすぎる
勝手にマズローの欲求だとかに花子のモヤモヤを当てはめて理解しようとしていたが理由はどうも違ったらしい。「神秘」が原因だった。
中3の理科で最近イオンと遺伝子を習い始めたようだが世界が大きすぎるらしい。かーちゃんにも経験がある、その神秘的な美しい世界、あまりに絶妙で思考の外の物語。
「そこに物質として静かにあるけど、実は動いていて電子であって雲であってエネルギーもある」
「かーちゃん、とーちゃんからはもらわなくて、祖父母から受け継ぐ遺伝子がある」
何で?それってどう言う事?
世界は大きすぎる
理解できない、何でそうなるの?
目に見えない概念、今まで見てきた世界なのに
実は違う見え方があったなんて
そんな世界は大きすぎる
かーちゃんのまたしても勝手な理解を言語化してみた。ちなみに花子は「少し楽になった」と言い、登校拒否は2日で終わりとりあえず学校に通っている。大好きな運動会が近いからなのか?まぁなんでもいい…少しずつ世の中の神秘と折り合いをつけて